virtualenvでpython環境を作る on Centos7
はじめに
python3を使いたいがcentos7はpython2.7だったりする。
新しい環境ごとにpython3環境を構築しているので、手順を記録する。
linuxコマンドがpython2.7を使っていたりするので、あんまり触りたくない。
そこで、virtualenvを用いて指定したバージョンのpythonを使用する環境を作成する。
virtualenvのインストール
virtualenvインストールするだけ。
# yum install python-virtualenv
環境で使用するpythonのインストール
virtualenv環境で使用するバージョンのpythonをインストールする。
# yum install python3
コマンドうってインストール確認する。
いや、しなくていい。
$ virtualenv --version 15.1.0
python環境の作成
ディレクトリはテキトーに掘って移動する。
virtualenvコマンドは引数に、virtualenv環境で使用するバージョンのpythonのパスと、環境名を取る。
virtualenv [option] python_binary dir_name
$ mkdir venv && cd venv $ virtualenv -p /usr/bin/python3 py3
環境のアクティブ化、デアクティブ化
作成した環境を使用したい場合
$ . py3/bin/activate (py3) $
作成した環境のactivateファイルを.
の引数にすると、環境がアクティブになりホスト名の前に環境名が表示される。
もちろん、.
はsource
でもよい。
(.bashrcとか読み込むときに使うやつと同じ)
activateファイルを見に行くとbashから読み込んでね、って書いてある。
単純にactivateファイルを実行しようとする失敗をやりがち。
環境から抜ける場合
(py3)$ deactivate $
どこでもいいのでdeactivateってうつと環境名の表示が消えて環境がデアクティブになる。
おわりに
virtualenvを用いて指定したバージョンのpythonを使用する環境を作成する手順を示した。
昔yum installしたときはpython27-virtualenvだったような気がする。
anacondaとかなんとかあるけど、楽ちんなのでvirtualenv結構好き。